人材管理
成功の秘訣
Bentleyが世界のインフラストラクチャを進化させ、変化をもたらし続けることができている理由は、社員のスキル、貢献、また情熱にあります。当社の一番の目標は、社員がサポートされ、重要な存在とされていることがすべての社員に確実に伝わるようにすることです。優秀な人材を確保して競争力を維持し、当社の成功と継続的な成長を確実なものにするためには、グローバルタレントマネジメントがきわめて重要です。
当社の戦略
Bentleyでは、職場の中心に社員を据えて、多様性と包括性の高い、魅力的な企業文化の構築に力を入れています。影響力のあるプログラムを通じて社員に豊富な経験を積ませることに重点を置き、記憶に残る、意味のあるつながりを作ることができる環境を育成しています。エンゲージメント、表彰、コミュニケーション、能力開発のための実務手順を確立し、また、優れた報酬・福利厚生パッケージの形で報酬を提供しています。
現状
2021年12月31日現在、全世界で4,626名のフルタイム社員が在籍しています。平均勤続年数は6.2年で、インフラに関係するすべての分野に専門家がいます。そのうち、107人が博士号、1,158人が修士号を取得しており、大勢がインフラの専門家として豊富な経験を持っています。
Bentleyの2021年度年次従業員エンゲージメントサーベイに参加した社員のうち、85%がBentleyで働くことを誇りに思うと回答し、87%が職場としてBentleyを喜んで推薦すると回答しています。
社員へのコミットメント
権限移譲とエンゲージメント
Bentleyは、有意義で専門的なプロジェクトやキャリアの機会が豊富にあり、意欲を掻き立てる経営陣とチームが揃った、オープンで協力的かつ平等な職場環境を提供します。プロジェクトやキャリアは社員それぞれの裁量に任せられ、成功に向けて、ツール、テクノロジ、キャリアアップの機会が用意されています。目標は、不整合なく明確に定義され、継続的に議論されます。
成長の機会
Bentleyは、トレーニングプログラム、メンターシップ、業績評価、表彰プログラム、生涯にわたるキャリアアップを後押しするキャリア開発機会を通じて、社員に投資しています。Bentleyでは、スキル開発とキャリア開発を、マネージャと従業員間で共有されるパートナーシップであると捉えています。開発目標やグロースパスについてオープンかつ継続的に議論することが奨励され、サポートされているため、潜在能力を最大限に発揮できます。
COVID-19への対応
COVID-19ウイルス対策で世界がロックダウンされたとき、私たちは即座に行動を起こし、社員が自宅で仕事をするために必要な機器やリソースを確保しました。これは、お客様にも役立ちました。Bentleyのグローバルタスクフォースは、社員がコミュニケーション、教育、サポートサービスを継続して利用できるようにしました。社員が安全に活動できる状態が確保されたことで、対応計画をさらに充実させ、パンデミック中も常に社員が利用できる学習リソースを作成しました。これらのリソースには、マネージャがオンラインでも寄り添いながら指揮するためのガイドと実践手法、チームのコラボレーションを維持するためのヒント、社員が健全なワークライフバランスを維持するためのリソースとサポートが含まれます。
パンデミックが終息せず、柔軟な働き方がビジネスの成功と社員のウェルビーイングの鍵であると考えられるため、Infrastructure Empowered Workforce Plan(IEWP)を導入しました。IEWPは揺るぎない信頼の上に成立しています。社員自身が、責任を果たし、効果的に業務を遂行できるように、出社勤務とリモートワークを調整できます。このプランでは、社員に特定の頻度での出社を義務付けることはせず、マネージャやチーム内で協議して、出社するか在宅で勤務するかを決められるようにしています。
人材の保持
Bentleyは、世界中の社員に選ばれた職場であることを誇りに思っています。Bentleyでは、強力な企業文化や優位な福利厚生などの人材育成・エンゲージメント戦略によって、社員への投資を継続し、並外れた才能を持つ人材を確保しています。